The Finals2001 名古屋予選対戦レポート デッキ:  今回はかねぴーさん製作のBBBをベースにスギムーが改造を行ったものを使用。前日にスパーリング をしただけという経験不足あいなめないが、そこそこの働きはしてくれると思う。  また、絶対的に数が不足していた《獣群の呼び声/Call of the Herd(OD)》を長谷川氏から借りる ことができた。これだけでもデッキの出来が上がるというものだ。本当にありがとうございました。 土地:24 04《島/Island》 04《森/Forest》 04《カープルーザンの森/Karplusan Forest(7E)》 04《シヴの浅瀬/Shivan Reef(AP)》 04《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(AP)》 03《シヴのオアシス/Shivan Oasis(IN)》 01《モスファイアの谷/Mossfire Valley(OD)》  土地について…結局ダメラン12枚というなんとも微妙なデッキ。《モスファイア》は2枚あっても よかったと思う。実際赤マナに困ったので、《オアシス》がありがたい場面も多々あった。  これについては微調整が必要ではある。 クリーチャー:15 04《極楽鳥/Birds of Paradise(7E)》 04《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》 03《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu(PS)》 02《スキジック/Skizzik(IN)》 02《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur(OD)》  クリーチャーは少ない。やはりもう少し軽いクリーチャー…例えば《カヴーのタイタン/ Kavu Titan(IN)》でも入っていればなあ、とは思う。 その他の呪文:21 04《排撃/Repulse(IN)》 04《獣群の呼び声/Call of the Herd(OD)》 04《火+氷/Fire,Ice(AP)》 03《記憶の欠落/Memory Lapse(7E)》 03《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》 01《ウルザの激怒/Urza's Rage(IN)》 01《対立/Opposition(7E)》 01《熊の谷/Bearscape(OD)》  バウンスにかたよったせいか、ちゃんと焼けない。あとはクリーチャーが展開できなければ 時間稼ぎにしかならないが・・・やはり激怒は入れたいと思う。 サイドボード 03《中略/Syncopate(OD)》 03《偽り/Jilt(AP)》 02《反論/Gainsay(PS)》 02《簡略化/Simplify(OD)》 02《ドルイドの抒情詩人/Druid Lyrist(OD)》 02《不自然な淘汰/Unnatural Selection(AP)》 01《獣の襲撃/Beast Attack(OD)》  《抹消/Obliterate(IN)》は入れてもよかったかな、と反省。あと同系対策としての 《不自然な淘汰/Unnatural Selection(AP)》はほとんど役に立たず。火力のほうがよかった。  《中略/Syncopate(OD)》も実際厳しかったので、確実にカウンターできるものが欲しい。  調整不足、おまけにメタ外しと散々なメインとサイド。これで勝てたらすごいと思うね。  お守りのサインド《リバイアサン/Leviathan(4E)》が守ってくれればいいけど、この魚様、 引きに関してはなかなかご利益がないんだな。 1回戦 緑青赤コントロール 2-0 Duel1 ほぼ同系。ただし青寄りで《対抗呪文/Counterspell(7E)》《神秘の蛇/Mystic Snake(AP)》が  入ったカウンター版。  一戦目はスタートから《獣群》でトークンを出されるが必死に引く《排撃》で《排撃》を引いて  粘る。殴られるのとダメランのダメージでライフがヒトケタまで落ち込むが、トークンを潰した  あとはこちらが逆に《獣群》を展開して勝利。 Duel2 同系だから、と入れた《淘汰》を引いたのでさっそく出してみる。「どんなカードですか?」  えーと、とにかくクリーチャータイプが変わるんです。  いいかげんなカードを使うもんではない。大ミス。《獣群》の象と《ラノワールのエルフ/  Llanowar Elves(7E)》をレジェンドにして除去、あろうことか自分の《抒情詩人》と《エルフ》も  レジェンドにして除去。なんで除去できるんだ!(笑) やってしまってから気付いても後の祭り  ・・・というか某ジャッジが側にいたのにこの暴挙(笑)もう笑うしかありませんな。  笑い事ではないのだが、このせいで流れが変わり、結局勝つことができたのだが非常に後味が悪い  結果になった。もちろん相手には平謝り。「しばらくして気がついた」とのことだが、もっと早く  気付いてよ(泣)  いきなりのポカミス。こんなカード使うからいけないんだ、と封印することに。おいおい。  質問には答えてるのに、いざ使ってみるとコレでは信用なくすねホント。恥ずかしいです。 2回戦 緑黒赤ビートダウン 0-2 Duel1 マナエルフから始まるかと思ったら《獣群》《火炎舌》《魂売り/Spiritmonger(AP)》が入ってる ビートダウン。《火山の鎚/Volcanic Hammer(7E)》や《炎の稲妻/Firebolt(OD)》で象が焼かれて  《魂売り》で撲殺。バウンスはどこ? Duel2 とりあえず《偽り》突っ込んでなんとかなるかな?・・・と《タイタン》  《翡翠のヒル/Jade Leech(IN)》象でブロック、《火+氷/Fire,Ice(AP)》で除去!  また《ヒル》。《排撃》!  そして《ヒル》。象2体でブロック。火力で象はお亡くなり。  さらに《ヒル》。《火炎舌》では除去れません。おまけに《タイタン》with kick。それは無理! 3回戦 白黒アリーナライブラリ破壊? 2-1 Duel1 なんか相手は《石臼/Millstone(7E)》出してる。《ファイレクシアの闘技場/  Phyrexian Arena(AP)》を出してドローを増やすも除去がなくこちらは《獣群》の象2体で殴りきる。 Duel2 土地しかこない。《仕組まれた疫病/Engineered Plague(7E)》で鳥を指定される。どういう  サイドだ?しかたないのでカヴーを展開、しかし《幽体オオヤマネコ/Spectral Lynx(AP)》で  かなり止まってしまう。しかもアタックをkick《オアリムの詠唱/Orim's Chant(PS)》で  封じられたりしているうちに《名誉回復/Vindicate(AP)》でクリーチャーを除去。で  《消えないこだま/Haunting Echoes(OD)》?呪文の半数以上がリムーブ? しかも残っていた  《獣群》も全部抜き?聞いてないよ!  しょうがないので《雑種犬》に望みを託すが《総くずれ/Rout(IN)》。ぬはー。  そして《ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agenda(IN)》?それはもしかして《こだま》もう一回  ってことですかー。この時点でライブラリーに土地しかないことを確信、即座に投了。3戦目で勝つ! Duel3 また《仕組まれた疫病》。ぬう、鳥はいないからいいけど。順当に《獣群》を《強迫/  Duress(7E)》で落とされたりしつつそれでも引く。また《疫病》。「象トークンのクリーチャー  タイプって何でしたっけ?」  ・・・それを私に答えろというのは酷ですわ(笑) 「さあ?」とはぐらかす。カードを調べた後  結局「象」と宣言、それであってますが(笑)ゲーム終わったあとに説明しておく。  (2/2)の象が殴りつづけ、おまけで引いた《スキジック/Skizzik(IN)》with kickを走らせて勝利。 4回戦 白青パーミッション 1-2 Duel1 青くて白いよカウンター満載だよー…何故か3マナで止まった彼はカウンターを撃つ事もできず  象トークンに撲殺。 Duel2 多少殴るはいいんだけどカウンターと《排撃》そして《冬眠/Hibernation(7E)》に阻まれて  ダメージがとどかず。《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》で《マハモティ・ジン/  Mahamoti Djinn(7E)》を2体流したのが災いしたか、きれいにリセットされた後撲殺される。 Duel3 《反論》入れるも引かず、3ターン目に《スキジック》をNOキッカーで走らせるかどうか  悩む。カウンター2枚ないことを信じ見送り。そして次のターンwithkick《吸収》!まだ2体目が  あるぞ《吸収》!…何も考えずに速攻で殴ってりゃそこそこ削れたのになあ、と反省しつつ負けを  覚悟する。トークンも《神の怒り/Wrath of God(7E)》《冬眠》7枚になすすべもなく、  《マハモティ》で殴り殺されました。とほー。 5回戦 赤単速攻 1-2 Duel1 山から《モグの歩哨/Mogg Sentry(PS)》?そして《無謀なる突進/Reckless Charge(OD)》?  いきなり4点、そして手持ちの《火》ではヤツを除去できないことに気がついてさらに困る。  しかし《蛮族のリング/Barbarian Ring(OD)》2枚と山1枚で止まったことが幸いし、残り7点を  象とスキジックでなんとか勝ちを拾う。 Duel2 焼き鳥はいいとして、土地が来ません、クリーチャーが来ません。そして出したそばから  焼かれていきます。 結局有効な手段を講じることができないまま削られつづけ、まけ。 Duel2 《偽り》投入してるのに引かない!バッパラは焼き鳥に!象はハンマー&激怒で除去!  そして《突撃》!《スキジック》! キャインキャイン。何もかも間に合いません。 6回戦 白青黒ドロマーコントロール 2-0 Duel1 ガンガン《ジェラードの評決/Gerrard's Verdict(AP)》を打ち込まれる。ヒィ。どういう  ことだ。それでもフラッシュバックマンセー、ってことで象象スキジックと並べると、土地を片付け  始めてしまいました。 Duel2 手札は捨てさせられるわ、《名誉回復》だわでもうパーマネントないってば。  それでも象と犬ががんばって削る。自分に《評決》そして《ドロマーの魔除け/  Dromar's Charm(PS)》で5点回復している時点でどうかしてるわね。しかし残り5点が削れない・・・  オオヤマネコが2体並んで殴ってくる・・・しょうがないので手札の《激怒》は《強迫》されたときに  撃ち、あとはもう《火》に頼るしか・・・ そしてドロー、手札には土地と《火》。動くのか?  動かないのか? 結局2ターン迷ったあげくに《評決》に対応して撃った。相手は土地しかなく  さっさと撃ってりゃ勝ちだったのか。慎重と言うかこれではただの臆病だ。 7回戦 ステロイド 1-1-1 Duel1 先手の《荊景学院の使い魔/Thornscape Familiar(PS)》を《火》。これでなんとか戦いやすく  なったかな・・・ってバウンスかカウンターしかないやん。《怒り狂うカヴー/Raging Kavu(IN)》、  《排撃》、《カヴー》、《欠落》、《カヴー》、《欠落》!相手も嫌そうな顔をするが、こっちだって やりたくてやってるわけじゃないやい(´Д`;)  さすがにカードアドバンテージが功を奏したか、なんとか《火炎舌のカヴー》と象トークンで勝ち。 Duel2 あっというまにスキジックまで回ってきます。こちらは除去、象トークンは相打ち、スキジック、象トークン、除去・・・むう、相手の《ラノワールのエルフ》とダメランで4点まで減っているぞ?  「4点《地震/Earthquake(7E)》。」 …マジですか? Duel3 《地震》を警戒してお互いにカードを除去あるいは相打ちさせまくる。手札もなくなって引き  勝負…って土地かー。結局削りきることができないまま時間切れ。  ジャッジ「引き分けです」  相手「え?ライフ多いほうが勝ちじゃ?」  ジャッジ「シングルエリミネーションならそうですが・・・」  まあステロだと時間切れなんてそうあるもんではないだろうけどね(苦笑 8回戦 赤黒ビーダウン 2-0 Duel1 相手先手沼。すわ《強迫》?と思いきや《ブラッド・ペット/Blood Pet(7E)》。・・・これは  一体ナニ? 焼こうかどうか迷った挙げ句、様子見。そしたら《ファイレクシアの盾持ち/  Phyrexian Scuta(PS)》登場。なあんだ、こんなデッキかあ・・・ってマズイって!  おまけに《朽ちゆく巨人/Rotting Giant(OD)》まで。いかーん、と1体目は象と火力で、  巨人はフラッシュバックで相打ち、《盾持ち》2体目は《獣群》2枚目と《火炎舌のカヴー/  Flametongue Kavu(PS)》で。そこでなんとか間隙を縫って《熊の谷/Bearscape(OD)》を貼る。でも  墓地ないぞ? しばらく火力の応酬と除去で墓地がたまった頃に《盾持ち》3体目。しかしこちらも  熊3体を生み出しこれをブロック、2/2の熊がキッカーで減ったライフを削る。遅まきながら出てきた  《墓所の天使/Crypt Angel(IN)》は待ってましたと《火炎舌のカヴー》で除去、勝ち。 Duel2 相手が山、エンド。おや?山、エンド。おやあ?次のターン《獣群》から象。すると  《疫病吐き/Plague Spitter(IN)》。そんなものは《火炎舌》でZAP!しかるのちアタック!  相手はそのまま土地が出ず、ビートダウン。  結果4-3-1の38位/165人。《アーボーグのシャンブラー/Urborg Shambler(IN)》呼ばわりされちゃ  ダメダメっすね。半年のブランク実戦でみごとに露呈された感じがする。感覚が絶対ずれてることが  再認識された大会でした。これじゃポイント上がらないね・・・