レギオン私家版FAQ  このFAQはCompruleを参考としたFAQであり、公式の効力を持つものではありません。正しい解釈をするよう努力はしていますが、間違いがある場合もあります。このFAQは個人の責任において使用してください。 増幅(Amplify) 詳しくは公式FAQも参照してください。  Q:増幅でカードを公開するときはいつなんですか?  A:クリーチャーが場に出るときです。これはあらゆる場合を含みます。スタックから、墓地から、ゲーム外から、ありとあらゆる領域から場に出る際にカードを公開できます。  (TIPS:慌てて公開すると損します。必ず相手が打ち消さないことを確認してからカードを公開するようにしましょう。)  Q:《伏魔殿/Pandemonium(EX)》を自分がコントロールしていて、《にらむローガン/Glowering Rogon(LGN)》をプレイしました。増幅で2枚公開したとき、与えるダメージは4点ですか?6点ですか?  A:6点です。《にらむローガン/Glowering Rogon(LGN)》は4/4ではなく6/6として場に出ます。  Q:《霊体の地滑り/Astral Slide(ONS)》で、+1/+1カウンターが2個乗った《にらむローガン/Glowering Rogon(LGN)》がゲームから取り除かれて戻ってきました。+1/+1カウンターは何個乗っていますか?  A:ゲームから取り除かれたクリーチャーが場に戻る場合、まったく新しいものとして場に出ます。ですから、その上に置かれていたカウンターやダメージは失われますが、増幅は場に出る際に適用するので、カードを公開してカウンターを乗せることが可能です。   以前は2個乗っていたのだとしても、現在3枚のカードが公開できるなら3個のカウンターを「乗せ直す」ことができるということです。  Q:+1/+1カウンターが2個乗った《にらむローガン/Glowering Rogon(LGN)》がフェイズ・アウトして戻ってきました。+1/+1カウンターは何個乗っていますか?  A:フェイジングは領域を移動する際のルールすべての例外です。フェイズ・インした《にらむローガン/Glowering Rogon(LGN)》は、+1/+1カウンターが2個置かれていることを「覚えて」おり、2個カウンターを乗せたまま戻ってきます。   また、フェイズ・インは「場に出た」として扱わない(これもフェイジング独特のルールです)ため、カードを公開してカウンターを乗せることはできません。 二段攻撃(Double Strike)  Q:《尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor(LGN)》で攻撃して《白騎士/White Knight(LGN)》でブロックされました。どうなるんですか?  A:先制攻撃と二段攻撃は第一戦闘ダメージステップで同時にダメージを与えます。この場合両方が致死ダメージを与えられ、破壊されます。  Q:《尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor(LGN)》で攻撃して《白騎士/White Knight(LGN)》でブロックされました。《尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor(LGN)》に《野放し/Run Wild(ONS)》を使い、再生したらプレイヤーにダメージを与えられますか?  A:不可能です。再生した場合、再生したクリーチャーは戦闘から取り除かれます。ブロック・クリーチャーが破壊されたからといってプレイヤーに戦闘ダメージを与えることはありません。(ちなみにトランプルも得ていますが、白騎士のタフネスは2なのでプレイヤーに戦闘ダメージを割り振ることができません。)  Q:《岩片の精霊/Rockshard Elemental(LGN)》で攻撃し、1/1の昆虫トークンでブロックされました。第一戦闘ダメージステップで昆虫トークンにダメージを与えて破壊したので、第二戦闘ダメージステップでプレイヤーにダメージがいきますか?  A:いいえ。ブロックは成立しており、第二戦闘ダメージステップでダメージを与えるクリーチャーがいないため、《岩片の精霊/Rockshard Elemental(LGN)》は戦闘ダメージを発生させません。  Q:《岩片の精霊/Rockshard Elemental(LGN)》で攻撃し、1/1の昆虫トークンでブロックされました。《野放し/Run Wild(ON)》を使ってトランプルをつけたらどれだけのダメージがいきますか?  A:まず、第一戦闘ダメージステップで昆虫トークンに1点、プレイヤーに3点与えるとします(昆虫トークンに4点まで割り振ることもできますが:-b)。そののち、第二戦闘ダメージステップでは、戦闘ダメージを割り振るクリーチャーがすでにいないため、(トランプルの能力で)プレイヤーに4点のダメージを与えます。合計で最大7点のダメージが相手プレイヤーに与えられます。 挑発(Provoke)  Q:挑発の対象を選ぶのはいつなんですか?  A:挑発は、そのクリーチャーが攻撃に参加したときに必ず誘発します。したがって必ず対象を選ばなければなりません。   1、挑発を持つクリーチャーを攻撃クリーチャーとして選ぶ。   2、挑発が誘発する。   3、攻撃クリーチャーをすべて指定し終わったら、優先権を得る時点で挑発の誘発がスタックに積まれる。対象にとれるクリーチャーを指定する。   4、誘発型能力を解決する。指定したクリーチャーをアンタップしてブロックを強制するかどうかを選択する。  Q:挑発されたら、必ずブロックに参加しなければならないんですか?  A:いいえ。たとえば「ブロックに参加できない」クリーチャーが挑発されても、アンタップするだけでやはりブロックに参加することはできません。   あるいは、「他のクリーチャーがブロックに参加しない限りブロックに参加できない」クリーチャーは、複数体でのブロックを強制されることはありません。この場合もアンタップするだけでブロックに参加できません。(したければ挑発されたクリーチャーとほかのクリーチャーでブロックしてもかまいません)   あるいは、タップ起動型能力を持っているクリーチャーは、挑発されてアンタップしたのち、攻撃クリーチャー指定ステップの間にその起動型能力を使用してタップすることでブロック強制を回避できます。同じように、「クリーチャーをタップする」呪文や能力でタップすることでブロック強制を回避できます。 >現在、ルールグル間で議論が進行中のようです。ブロックに他のクリーチャーが必要なクリーチャーへの挑発については変更される可能性があります。 自分には《刀刃スリヴァー/Blade Sliver(LGN)》が4体いて、すべて攻撃に参加した。防御側には《光明の守護者/Luminous Guardian(OD)》のみで、挑発はすべて《光明の守護者/Luminous Guardian(OD)》を対象にとった。この場合、マナを支払わなければならないのか? 《光明の守護者/Luminous Guardian(OD)》 クリーチャー -- ガーディアン(Guardian) (1/4) {白}:Luminous Guardianは、ターン終了時まで +0/+1 の修正を受ける。 {2}:このターン、Luminous Guardianは、本来のブロック可能数に加えてもう1体のクリーチャーのブロックに参加してもよい。 自分には《刀刃スリヴァー/Blade Sliver(LGN)》が4体いて、すべて攻撃に参加した。防御側には《鉄拳の破壊者/Ironfist Crusher(ONS)》のみで、挑発はすべて《鉄拳の破壊者/Ironfist Crusher(ONS)》を対象にとった。この場合、 《鉄拳の破壊者/Ironfist Crusher(ONS)》 クリーチャー -- 兵士(Soldier) (2/4) Ironfist Crusherは、望む数のクリーチャーをブロックできる。 変異:{3白}.  Q:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(7E)》が挑発されたので、アンタップした後に《ラノワールのエルフ》の能力でマナを出すためにタップしました。これでブロックに参加することはありませんよね?  A:はい。自身のタップ能力や、他のタップさせる呪文や能力でも、攻撃クリーチャー指定ステップ中にタップ状態にしてしまえば、挑発したクリーチャーのブロックに参加することはありません。いわゆる「召喚酔い」でなければ、タップ起動型能力を持つクリーチャーを挑発で殺すのは難しいでしょう。  Q:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(7E)》が3体の挑発を受けました。この場合3回アンタップするんですか?  A:はい。《ラノワールのエルフ》がアンタップ状態なら、タップして1マナ、挑発1が解決した後に1マナ、挑発2が解決した後に1マナ、挑発3が解決した後に1マナで、計4マナの緑マナを出すことができます。   もちろん、挑発をすべて「アンタップしブロックに参加する」ことを選んだ上という条件つきですし、戦闘フェイズ中にそのマナを使い切らないとマナ・バーンでライフを失うことになりますし、挑発クリーチャーはそのまま攻撃してきますから他のクリーチャーでブロックしないと戦闘ダメージは手痛いものになるでしょう。  Q:《ラノワールのエルフ》が挑発され、その挑発クリーチャーを攻撃クリーチャー指定ステップ中に《霊気の噴出/AEther Burst(OD)》で手札に戻しました。《ラノワールのエルフ》は他のクリーチャーのブロックに参加できないんでしょうか?  A:ブロック・クリーチャー指定ステップより前に、挑発クリーチャーが場を離れた場合、挑発されたクリーチャーの「可能ならばこのクリーチャーをブロックする」部分が不可能になります。他のクリーチャーのブロックに参加しても構いませんし、ブロックしないことを選んでも構いません。  Q:《ラノワールのエルフ》が挑発されたので、アンタップした後に《魔道士の悪知恵/Mage's Guile(ONS)》で《ラノワールのエルフ》を呪文や能力の対象にならなくしました。ブロックに参加する必要はありませんか?  A:いいえ。そのタイミングでは遅すぎます。「呪文や能力の対象にならない」とは、既にある効果に対しては何の効力も持ちません。《魔道士の悪知恵》でブロック強制を回避したい場合は、挑発の誘発型能力がスタックに乗っている間にプレイしなければなりません。