・ワールドチャンピオンズ・デッキセット
　　ワールドチャンピオンズ・デッキセットは、世界選手権の上位プレイヤーのデッキのセットです。
　　これらのデッキには、すべてのカードに使用者のサインが入っています。
　　これらのデッキのカードの枠は金色で、裏面も通常のマジックのカードとは違います。これらのカードを通常のトーナメントに使用することは出来ません。
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　　1999年 ワールドチャンピオンズデッキは別個に売られた4つのデッキが入っていました。
　　箱には「19 99 WORLD CHAMPIONSHIPS」と書かれています。
　　それぞれの箱には６０枚構成のデッキと、プロキシー作成用の「ブランク・カード」が３０枚封入されています。
　　
カイ・ブッディ(Champion)「アーティファクト・レッド」
Main Deck:(60)
land:(20)
　13《山/Mountain》
　03《古えの墳墓/Ancient Tomb(TE)》
　04《裏切り者の都/City of Traitors(EX)》
creatures:(8)
　04《欲深きドラゴン/Covetous Dragon(UD)》
　01《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(UZ)》
　03《マスティコア/Masticore(UD)》
other spells:(32)
　04《燎原の火/Wildfire(UZ)》
　04《呪われた巻物/Cursed Scroll(TE)》
　04《通電式キー/Voltaic Key(UZ)》
　04《緋色のダイアモンド/Fire Diamond(6E)》
　02《摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone(UZ)》
　04《厳かなモノリス/Grim Monolith(UL)》
　02《ミシュラのらせん/Mishra's Helix(UZ)》
　04《束の間の開口/Temporal Aperture(UZ)》
　04《スランの発電機/Thran Dynamo(UD)》
Sideboard:
　02《荒残/Rack and Ruin(UL)》
　02《破壊的脈動/Shattering Pulse(EX)》
　04《呪文ショック/Spellshock(EX)》
　02《沸騰/Boil(6E)》
　03《地震/Earthquake(6E)》
　01《ミシュラのらせん/Mishra's Helix(UZ)》
　01《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor(UZ)》

　　＃高速展開できるマナ源をそろえ、土地を壊滅させたあとで巨大クリーチャーが突撃してくる「赤茶単」。ビートダウンだけでなく、コントロール要素も持ち合わせたデッキである。


マーク・ルピン(Finalist:2nd)「スペッド・レッド」
Main Deck:(60)
land:(24)
　16《山/Mountain》
　02《古えの墳墓/Ancient Tomb(TE)》
　02《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(UL)》
　04《不毛の大地/Wasteland(TE)》
creatures:(15)
　04《ジャッカルの仔/Jackal Pup(TE)》
　04《モグの狂信者/Mogg Fanatic(TE)》
　03《投火師/Fireslinger(TE)》
　04《なだれ乗り/Avalanche Riders(UL)》
other spells:(21)
　04《ショック/Shock(SH)》
　02《弧状の稲妻/Arc Lightning(UZ)》
　04《石の雨/Stone Rain(6E)》
　04《略奪/Pillage(6E)》
　03《ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan(6E)》
　04《呪われた巻物/Cursed Scroll(TE)》
Sideboard:
　01《投火師/Fireslinger(TE)》
　04《湯焼/Scald(UZ)》
　02《破壊的脈動/Shattering Pulse(EX)》
　01《弧状の稲妻/Arc Lightning(UZ)》
　01《流動石の洪水/Flowstone Flood(EX)》
　04《スランの鋳造所/Thran Foundry(UD)》
　02《マスティコア/Masticore(UD)》

　　＃基本姿勢はスライのまま、１６枚の土地破壊カードで場を制圧する土地破壊デッキ。ポンザ・レッドの原型でもある。
　　＃スペッド・レッドは一般的にINV期の赤スライの呼び名である。


マット・リンデ(Semifinalist:4th)「ストンピィ」
Main Deck:(60)
land:(22)
　14《森/Forest》
　04《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle(UZ)》
　04《樹上の村/Treetop Village(UL)》
creatures:(26)
　04《エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist(UZ)》
　04《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(6E)》
　04《飛びかかるジャガー/Pouncing Jaguar(UZ)》
　04《野生の犬/Wild Dogs(UZ)》
　04《アルビノ・トロール/Albino Troll(UZ)》
　04《リバー・ボア/River Boa(6E)》
　02《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan(6E)》
other spells:(12)
　04《呪われた巻物/Cursed Scroll(TE)》
　04《巨大化/Giant Growth(6E)》
　04《怨恨/Rancor(UL)》
Sideboard:
　02《不断の霞/Constant Mists(SH)》
　03《窒息/Choke(TE)》
　02《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan(6E)》
　02《踏み荒らし/Overrun(TE)》
　02《ウェザーシード・ツリーフォーク/Weatherseed Treefolk(UL)》
　01《ハリケーン/Hurricane(6E)》
　03《スランの鋳造所/Thran Foundry(UD)》

　　＃この時代のストンピィは、やはり《ガイアの揺籃の地》の圧倒的なマナ加速と《怨恨》のトランプルが欠かせない。
　　＃１マナクリーチャーが１２体とかなり尖った作りながら、安定性は高い。


ヤコブ・スレマー(Quarterfinalist:5th)「黒コン」
Main Deck:(60)
land:(22)
　15《沼/Swamp》
　02《産卵池/Spawning Pool(UL)》
　01《ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold(SH)》
　04《不毛の大地/Wasteland(TE)》
creatures:(10)
　03《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(UD)》
　01《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator(UD)》
　03《ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord(UL)》
　01《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(TE)》
　02《チクタク・ノーム/Ticking Gnomes(UL)》
other spells:(28)
　04《暗黒の儀式/Dark Ritual(UZ)》
　04《強迫/Duress(UZ)》
　01《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6E)》
　04《悪魔の布告/Diabolic Edict(TE)》
　01《急速な衰微/Rapid Decay(UD)》
　02《呆然/Stupor(MI)》
　02《死体のダンス/Corpse Dance(TE)》
　03《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will(UZ)》
　03《呪われた巻物/Cursed Scroll(TE)》
　04《火薬樽/Powder Keg(UD)》
Sideboard:
　02《腐肉クワガタ/Carrion Beetles(UZ)》
　03《急速な衰微/Rapid Decay(UD)》
　02《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator(UD)》
　01《ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabal(6E)》
　02《非業の死/Perish(TE)》
　01《迫害/Persecute(UZ)》
　01《エヴィンカーの正義/Evincar's Justice(TE)》
　01《憎悪/Hatred(EX)》
　01《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EX)》
　01《ボトルのノーム/Bottle Gnomes(TE)》

　　＃「ボトル・ダンス」のコンボを仕込み、手札破壊、クリーチャー除去を兼ね備え、なおかつそれを再利用するデッキ。